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今のBRICsがわかる本 [本]

今週末はずっと仕事。いいかげん目がつかれたなと思ったらこんな時間。とほほ・・・。

気を取り直して、今日は最近読んだ本のご紹介。
「今のBRICsがわかる本」知的生き方文庫
サンプロなんかでもおなじみの、財部誠一さん著。

たまたま本屋さんで手にとって、「おー、BRICsか」と、思わず買ってしまったのですが、読んでみたら結構面白かったです。エコノミスト的な見方だと、GDPだの人口だのといった数字をだしてきて、やっぱりBRICsは長い目でみれば強い・・・という話になりやすいですよね。でも財部さんは経済ジャーナリストとして、ご自身の足で歩いていろいろ取材しながらBRICsの現状をとらえ、その上で今後の見通しについて書いていらっしゃるので、また違った角度の見方になっていて興味深いものがありました。

財部さんの見方をざっくりご紹介すると、中国◎、ブラジル○、ロシア△、インド×ってとこです。それぞれの問題点もしっかり書いてあるところがよいと思いました。BRICs4国が一冊にまとまっているわけで、どうしても1国の内容は短くなってしまいますが、そんな中でもロシアのたとえばサハリンⅡの問題などもきちんと取り上げておられました。BRICsの全体感を掴むには、さらっと読めていいと思います。GSの「2050年にインドは世界3位になる」という予測についても、「ばかばかしい予測」とバッサリ。

ご興味のあるかたは是非。



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宣伝。 [本]

祝。八重洲ブックセンター週間売上1位!
ビジネス書だけでなく、総合で1位だそうな。素晴らしい(^^)!。


藤巻健史著:マネーはこう動く (光文社)

藤巻さんの本は、内容もいつも面白いですが、ご著書の最後にある“付録”のところの文章が、とても茶目っ気たっぷりで、読んでいて思わず“ふふっ”と笑ってしまうのです。私が言うのも僭越ですが、本当に文才がある方だと思います。朝日新聞土曜版Beでも、毎週「メンターに聞け」を書かれていますが、そのお人柄がにじみ出るような温かみのある文章です。

ところで、今回の本では、いつもの付録と若干趣向が変わり、「健太の質問」というコーナーになっています。これは、ご子息の健太さんから投げかけられた質問に対して、ご自身がどう答えたかを書いてあるのですが、このやりとりも、なかなか興味深いです。例えば、「お父さんは、ユーロ圏は経済格差が大きいからユーロのような単一通貨は持続不可能というが、夕張市と港区でも明らかな経済格差はあるのに、円という単一通貨が機能しているのは何故?」・・・とか(笑)。なかなかはっとさせられる質問ではないですか。

ともあれ、更なるヒットを祈念いたします(^o^)/!


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ウケる技術 [本]

会社の同僚Aくんに借りた本、「ウケる技術」。・・・・けっこうインパクトありました(笑)。

この本はその題名どおり、人にウケる会話をするためのテクニック本みたいなものですが、
日常起こる様々な場面の会話について、良い例、悪い例が載っています。
それにしてもこの本、会話のテクニックを強調し過ぎるあまり、「そぉんな人いるわけないっしょー!」といツッコミたくなるような話し方やシーンが多いのです。技術として参考にはなりますが、この例文をそのまま実践で使うのはキケン!・・・というのが私の感想。
たとえば・・・偉い人に自分のことを覚えてもらえるにはある種の図々しさとキョーレツさが必要ということで・・・・
本の例文)
エライ人「僕は若い人と話すのが結構好きなんだよ。」
A「じゃあ、今度合コンでもする?」

・・・キョーレツでしょ?。。。。(笑)。

人のキャラは千差万別。目上の方に相当馴れ馴れしくしても失礼と思われない人や、キツい事を冗談っぽく言える人・・・など色々なタイプがいるわけです。ある人がこの会話を使ってウケたからといって、それが他の人に適応するかは分からないもの。やはり自分らしい雰囲気で、自分らしい会話ができるのが一番だと思います。

去年行われた忘年会で、ある女性が同席していた会社の役員に対して、
「○○さん、ヤッダー!もうっ!!!」とツッコミながらバシバシ彼の肩を叩いていたのをみて、ひょえーっ(^^;とその豪快さに驚きました。凄いのは、彼女の場合、それが”失礼”にならないところ。”馴れ馴れしい”・・・ではなく”フレンドリー”という領域になるので、役員も全然嫌そうではなく、それどころか更にツッコミ返したりして、そのやり取りを楽しんでいるようにさえ見えました。

それにしても、なかなか面白い本です。「ウケる技術」の例文に、まさにウケてしまった私でした・・・(^^)。


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誕生日大全 [本]

先日フラッと立ち寄った六本木の喫茶店に、面白い本が置いてありました。一年間366日分総ての誕生日について、その日に生まれた人の性格、特徴などが記されている分厚い本です。パラパラめくっていたところ、お店のご主人が「その本、面白いでしょう?わざわざそれを読みにこの店に来る方もいるくらいなんですよ。」と一言。

ところが、今日家の掃除をしていたら、本棚に同じ本を発見したのでびっくり!
なんと、もともと比較的占い好きの祖母が、購入していたのでした。「誕生日大全」、英語名ではThe power of Birthdays, Stars,& Numbersというその本は、全米でベストセラーになったそうで、これはその翻訳版。説明によると、本来の占星術、心理学、数秘術、恒星占星術などの要素を総合的に分析して書かれたものであるとのこと。

7月11日のところをめくってみたところ、「仕事と適正」の箇所に、「もっとも向いている仕事は、他人のお金を扱う仕事。例えば銀行、法律、外国為替取引など。またセールスにも向いている。」・・・とあり、更に仰天。以前、銀行で外国為替のセールスをやっていた私にとっては、正に適職だったわけですね。それにしても、フツーに「金融」という大きな枠だったら当たるのも分かるのですが、外国為替って、あまりにも限定されていたので、ほんとうにびっくりしました(^^;。

ついでなので家族みんなの誕生日について調べては、当たってるの当たってないのと、大いに盛り上がりました。そもそもこういうのって信じる、信じないよりは、こうやって話のネタにする程度がいいのかもしれませんね。そういう意味ではとても面白い一冊。家族の多い方にはおススメです(笑)。


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ラッキーになるべし(渡辺千賀さん) [本]

会社の同僚Aくんから、渡辺千賀さんの著書「ヒューマン2.0」を借りました。
渡辺千賀さんは、シリコンバレーのコンサルティング会社、Blueshift Global Partners社長。「技術関連事業での日米企業間アライアンスと先端技術に関する戦略立案をおこなっている。」とのこと。

IT苦手意識いっぱいの私にとって、「シリコンバレー」と聞いただけで、うへぇ、IT先端系かぁ・・・、しかも技術関連事業、センタンギジュツセンリャク・・・?と聞くと、全然違う世界の人・・・。要は宇宙人のような存在というイメージが先行してしまいます。
でも、このブログを始めたのがきっかけで、私もそうした世界の一端に、ちょっぴりでも足を突っ込んでいる感覚になったせいもあり、また、ブログ大人気という彼女に興味を持ったため、読み始めたら思わずハマッてしまいました。

何しろ渡辺さんの文章力と、シッカリしたものの考え方には感服。また業界は違っても、私も同じ様にアメリカ社会で仕事をした経験から、「フムフム。あーやっぱり。そうそう。」と共感する点が多々ありました。渡辺さんのアグレッシブさに、私の中でも、忘れかけていた闘志のようなものが、フツフツと再燃してきたような感覚です。

目を引いた言葉は第8章の「ヒューマン2.0のルール」で、「ラッキーになるべし」と提唱している点。しかし、ラッキーというのは、自分でなりたいと思ってなれるわけではないし、コントロールすることは出来ない筈のもの。だから「Luck」なわけですが、それを渡辺さんはいとも簡単にこう言い放っています。
「では、ラッキーになるためにはどうすればいいか。これには『ラッキーなふりをする』のが鉄則。まずは形から。調子が悪くても、大きな不運に遭遇しても、なるべくそれを人に言わない。それで、『いつもこの人はラッキーだ』と思わせておくと、だんだんツキがまわってくるようになる。」・・・全く同感。いつもじめじめブルーな人には、人も集まって来ないし楽しいことは巡ってこない。反対に「笑う門には福」とはよく言ったもので、一つがうまくいって生き生きしているときには、他のことも同時にうまく行ったり、正にLuckyな状態になることは多々あります。

色々と思うようにいかないことで、思わずグチってしまう今日この頃。それでほんのちょっとだけ誰かと苦しみを分かち合ったり、少しだけほっとするよりも、どんなときでもポジティブでにこにこ笑っていられるほうが、思わぬチャンスを呼び込むことが出来そうな気がします。

久々にいい刺激を与えられた本。
ラッキーになるべし!


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